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2012. 2. 1
開運「合格まんじゅう」(その2)
■福沢諭吉の「学問のすすめ」では、「天は人の上に人を造らず、人の
下に人を造らずと言えり」と説いている。最近、私が子供の頃ほど
「学問のすすめ」を目にしないが、今でも多くの人に馴染みのフレーズで
あろう。この意味は、「人は生まれながらにして平等であるが、学問を
修めて物事をよく知るか知らないかで、それぞれの人生は良くも悪しくも
なる。」ということである。私自身、学問をよく修めたとは思わないが、
知的な好奇心は旺盛である。

■この学問とは、単に知識を身につけるということではない。学問は
社会を良くするために、己を磨き、視野を広くして物事を理解しなければ
ならないということ。即ち、良き社会は、良き個人によってしか築くことは
できないという個人主義である。滅私奉公の江戸時代から、文明開化
の明治維新直後の気風の中で書かれた「学問のすすめ」であるが、
ガラパゴス化した今の日本を変えるためにもその考え方は有用である。

■昨年来、折りに触れてこの項で日本のガラパゴス化ということを取上
げてきた。私は、今、日本が直面する問題の根源は、我々自身の
ガラパゴス化に起因していると思うからである。ガラパゴス化の必要
条件は本家のガラパゴス島が絶海の孤島であるように、日本も島国で
あることである。十分条件としては、特に、バブル経済がはじけてから
の20年間、我々は目標を見失い、手段を目的と勘違いし、重箱の隅を
ほじくるような対応をして来たためであろう。その結果、グローバルな
この時代、日本のあらゆる分野が、世界標準からかけ離れてしまった
のである。

■今日(1月31日)の国会の予算委員会の議論を聞いていても、問題を
取り上げるだけで、これからの日本をどうするのかという話はない。
政治は将来の目標を示し、それに照らして相対立する既得権を調整
出来なければ機能しない。そのためには視野を広く持って、物事を柔軟
に捉えなければならないが、党利党略、私利私欲で判断しているとしか
見えない。民間企業の本社も、変化の激しいマーケットから遠く、永年の
官僚主義で適切な状況判断が出来なくなっている。要するに、ガラパゴス
化は、官民問わず、中央、本社機能で集中的に起こっている現象である。

■この状況を変えるためには、まだガラパゴス化していない若い世代に
期待したい。理想を持つのは若い人たちの特権で、社会の現状に風穴を
あけて欲しいものである。「学問のすすめ」に照らせば、受験のための
勉強は学問と言えるかいささか疑問を覚えるが、今の現実は無視でき
ない。目出度く志望校に合格し、それを理想に向かっての一歩として
欲しい。

■我々G.C.Hiroshimaは、今も理想を追い求める平均年齢50歳台の
グループで、ホームページには、将来の広島をイメージしたイラストを
載せている。そこには広島を元気にする一環で、「おみやげ市場」という
広島の産物を販売するコーナーを設け、現在、「合格まんじゅう」を
キャンペーン中である。我々は、受験生を始め、目標の実現に向かって
努力している人や広島を元気にしたいと活動している人を「合格まんじゅう」
で応援したい。皆さんに「合格まんじゅう」の御利益がありますように
願っています。

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